Share via


データのカテゴリ

レジストリにデータを格納する前に、アプリケーションはデータをコンピューター固有のデータとユーザー固有のデータの 2 つのカテゴリに分割する必要があります。 この区別を行うことで、アプリケーションは複数のユーザーをサポートし、ネットワーク経由でユーザー固有のデータを検索し、そのデータを異なる場所で使用できるため、場所に依存しないユーザー プロファイル データが可能になります。 (ユーザー プロファイルは、すべてのユーザーに対して保存される構成データのセットです)。

アプリケーションがインストールされると、 HKEY_LOCAL_MACHINE キーの 下にコンピューター固有のデータが記録されます。 具体的には、次の例に示すように、会社名、製品名、バージョン番号のキーを作成する必要があります。

**HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\**MyCompany\MyProduct\1.0

アプリケーションで COM がサポートされている場合は、そのデータを HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classesに記録する必要があります。

アプリケーションでは、次の例に示すように、 HKEY_CURRENT_USER キーの下にユーザー固有のデータを記録する必要があります。

**HKEY_CURRENT_USER\Software\**MyCompany\MyProduct\1.0