ヒープ リストとヒープ ウォーキング

指定したプロセスのヒープ リストを含むスナップショットには、指定したプロセスに関連付けられている各ヒープの識別情報と、各ヒープに関する詳細情報が含まれます。 Heap32ListFirst 関数を使用して、ヒープ リストの最初のヒープの識別子を取得できます。 リスト内の最初のヒープを取得した後、 Heap32ListNext 関数を使用して、プロセスに関連付けられている後続のヒープのヒープ リストを走査できます。 Heap32ListFirstHeap32ListNext は、HEAPLIST32 構造体に、ヒープを記述するプロセス識別子、ヒープ識別子、フラグを入力します。

Heap32First 関数を使用すると、ヒープの最初のブロックに関する情報を取得できます。 ヒープの最初のブロックを取得した後、 Heap32Next 関数を使用して、同じヒープの後続のブロックに関する情報を取得できます。 Heap32FirstHeap32Next は、HEAPENTRY32 構造体にヒープの適切なブロックに関する情報を入力します。

GetLastError 関数を使用すると、Heap32ListFirstHeap32ListNextHeap32FirstHeap32Next の拡張エラー状態コードを取得できます。

Note

HEAPENTRY32 構造体の th32HeapID メンバーで指定されているヒープ識別子は、ツール ヘルプ関数に対してのみ意味があります。 ハンドルではなく、他の関数でも使用できません。