Scripting API のオブジェクト

WMI 用 Scripting API のリファレンスでは、特定の構文を使用する各スクリプト オブジェクトについて説明します。 この構文の説明については、「スクリプト API のドキュメントの表記規則」を参照してください。

次の表は、WMI スクリプト オブジェクトとその使用方法の一覧です。

Object 説明
SWbemDateTime CIM の datetime 値の作成と解析を行います。
SWbemEventSource SWbemServices.ExecNotificationQuery と組み合わせてイベントを取得します。
SWbemLastError エラーが発生したときに拡張エラー情報を提供します。
SWbemLocator 特定のホスト コンピューター上の WMI にアクセスできる SWbemServices オブジェクトを取得します。
SWbemMethod 1 つの WMI メソッドの定義が含まれます。
SWbemMethodSet SWbemMethod オブジェクトのコレクションを取得します。
SWbemNamedValue 1 つの名前付きの値が含まれます。
SWbemNamedValueSet SWbemNamedValue オブジェクトのコレクションへのアクセスを取得します。
SWbemObject 1 つの WMI オブジェクト クラスまたはインスタンスの格納と操作を行います。
SWbemObjectEx SWbemObject の機能を拡張します。 このオブジェクトは、SWbemRefresher オブジェクトの Refresh メソッドを追加します。
SWbemObjectPath オブジェクト パスを生成して検証します。
SWbemObjectSet SWbemObject オブジェクトのコレクションへのアクセスを取得します。
SWbemPrivilege 特権を設定またはクリアします。
SWbemPrivilegeSet SWbemPrivilege オブジェクトのコレクションへのアクセスを取得します。
SWbemProperty 1 つの WMI プロパティを含みます。
SWbemPropertySet SWbemProperty オブジェクトのコレクションへのアクセスを取得します。
SWbemQualifier 1 つのプロパティ修飾子を含みます。
SWbemQualifierSet SWbemQualifier オブジェクトのコレクションへのアクセスを取得します。
SWbemRefresher 1 回の操作でオブジェクト プロパティの値の収集と更新を行います。
SWbemRefreshableItem プロパティなど、SWbemRefresher オブジェクト内の 1 つの更新可能な要素を表します。
SWbemSecurity コンポーネント オブジェクト モデル (COM) のPrivilegesAuthenticationLevelImpersonationLevel などのセキュリティ設定を管理します。
SWbemServices インスタンスまたはクラスを作成、更新、および取得します。
SWbemServicesEx SWbemServices の機能を拡張します。 このオブジェクトは、クラスまたはインスタンスを複数の名前空間に保存できるように、PutPutAsync メソッドを追加します。
SWbemSink クライアント アプリケーションによって使用される、非同期操作の結果とイベント通知を受け取ります。