EditSecurity 関数 (aclui.h)
EditSecurity 関数は、基本的なセキュリティ プロパティ ページを含むプロパティ シートを表示します。 このプロパティ ページを使用すると、ユーザーはオブジェクトの DACL で ACE によって許可または拒否されるアクセス権を表示および編集できます。
構文
BOOL ACLUIAPI EditSecurity(
[in] HWND hwndOwner,
[in] LPSECURITYINFO psi
);
パラメーター
[in] hwndOwner
プロパティ シートを所有するウィンドウへのハンドル。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。
[in] psi
ISecurityInformation インターフェイスの実装へのポインター。 システムはインターフェイス メソッドを呼び出して、編集中のオブジェクトに関する情報を取得し、ユーザーの入力を返します。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は 0 以外の値になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
EditSecurity 関数は、CreateSecurityPage 関数を呼び出して、基本的なセキュリティ プロパティ ページを作成します。
プロパティ ページの初期化中に、システムは ISecurityInformation::GetSecurity メソッドと ISecurityInformation::SetSecurity メソッドを呼び出して、ユーザーがオブジェクトの セキュリティ記述子を編集するアクセス許可を持っているかどうかを判断します。 ユーザーに権限がない場合は、エラー メッセージが表示されます。
基本的なセキュリティ プロパティ ページには、高度なセキュリティ プロパティ シートを表示するための [詳細設定] ボタンを含めることができます。 この高度なセキュリティ プロパティ シートには、ユーザーがオブジェクトの DACL、SACL、および所有者を表示および編集できるようにする 3 つの追加のプロパティ ページを含めることができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | aclui.h |
Library | Aclui.lib |
[DLL] | Aclui.dll |