ADsPropCheckIfWritable 関数 (adsprop.h)
ADsPropCheckIfWritable 関数は、属性を書き込むことができるかどうかを判断します。
構文
BOOL ADsPropCheckIfWritable(
[in] const PWSTR pwzAttr,
[in] const PADS_ATTR_INFO pWritableAttrs
);
パラメーター
[in] pwzAttr
属性の名前を含む NULL で終わる WCHAR バッファーへのポインター。
[in] pWritableAttrs
ADsPropGetInitInfo によって返されるADS_ATTR_INFO構造体の配列へのポインター。
戻り値
属性が書き込み可能属性リストで見つかった場合は 0 以外の値を返し、それ以外の場合は 0 を返します。 また、pWritableAttrs が NULL の場合も 0 を返します。
注釈
初期化中に、プロパティ シート拡張機能は、変更できる属性を ADsPropCheckIfWritable を使用して書き込むことができるかどうかを判断する必要があります。 属性を書き込むことができない場合は、読み取り専用として表示し、属性値を変更する機能を削除する必要があります。
ユーザーに書き込みアクセス許可を付与することはできますが、属性の読み取りアクセス許可を付与することはできません。 この場合、属性の読み取り操作は失敗し、属性が上書きされる可能性があります。 そのため、ユーザーに書き込みアクセス許可を付与することはお勧めしませんが、属性に対する読み取りアクセス許可を取り消します。
この関数を使用して、複数選択プロパティ シート内の属性の書き込みアクセス許可を確認しないでください。 各ディレクトリ オブジェクトには、書き込み可能な属性アクセス許可のセットが異なる可能性があります。 プロパティ シート拡張機能は、選択したグループ内の特定のオブジェクトに書き込もうとしたときにエラーを返すサーバーに依存して、そのオブジェクトの書き込みアクセス許可が拒否されるかどうかを判断する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | adsprop.h |
Library | Dsprop.lib |
[DLL] | Dsprop.dll |