PFNCMFILTERPROC コールバック関数 (cryptdlg.h)

PFNCMFILTERPROC 関数は、各証明書をフィルター処理して、CertSelectCertificate 関数によって表示される証明書の選択ダイアログ ボックスに表示されるかどうかを判断するフィルター プロシージャです。 PFNCMFILTERPROC は、 CERT_SELECT_STRUCT 構造体で指定されるアプリケーション定義のコールバック関数です。 CERT_SELECT_STRUCT構造体は、CertSelectCertificate 関数のパラメーターです。 PFNCMFILTERPROC 関数は、各アプリケーションに合わせて開発者が実装する必要があります。

構文

PFNCMFILTERPROC Pfncmfilterproc;

BOOL Pfncmfilterproc(
  PCCERT_CONTEXT pCertContext,
  LPARAM unnamedParam2,
  DWORD unnamedParam3,
  DWORD unnamedParam4
)
{...}

パラメーター

pCertContext

フィルター処理の決定を行う証明書を含む CERT_CONTEXT 構造体へのポインター。

unnamedParam2

dwDisplayWell。 将来利用するために予約されています。

unnamedParam3

この DWORD パラメーターは dwFlags です

unnamedParam4

この DWORD パラメーターは lCustData です。 これは、カスタム データを保持するバイト値の配列のアドレスです。 lCustData は、CertSelectCertificate 関数によって PFNCMFILTERPROC 関数に渡されます。

戻り値

証明書を表示するには、0 以外の値 (TRUE) を返します。 証明書を表示しない場合は、0 (FALSE) を返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー cryptdlg.h

こちらもご覧ください

CERT_SELECT_STRUCT

CertSelectCertificate