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HTTP_503_RESPONSE_VERBOSITY列挙 (http.h)

HTTP_503_RESPONSE_VERBOSITY列挙では、503 のサービス利用不可エラー応答の詳細レベルを定義します。

この構造体は、要求キューで HttpServer503ResponseProperty を設定またはクエリするときに使用する必要があります。

構文

typedef enum _HTTP_503_RESPONSE_VERBOSITY {
  Http503ResponseVerbosityBasic,
  Http503ResponseVerbosityLimited,
  Http503ResponseVerbosityFull
} HTTP_503_RESPONSE_VERBOSITY, *PHTTP_503_RESPONSE_VERBOSITY;

定数

 
Http503ResponseVerbosityBasic
503 応答は送信されません。接続がリセットされます。
これは既定の HTTP Server API 動作です。
Http503ResponseVerbosityLimited
HTTP Server API は、"サービス利用不可" という理由フレーズを含む 503 応答を送信します。 HTTP サーバーは応答の送信後に TCP 接続を閉じるので、クライアントは再接続する必要があります。
Http503ResponseVerbosityFull
HTTP Server API は、詳細な理由フレーズを含む 503 応答を送信します。 HTTP サーバーは応答の送信後に TCP 接続を閉じるので、クライアントは再接続する必要があります。

注釈

この列挙は、 HttpSetRequestQueuePropertyHttpQueryrequestQueueProperty で使用され、503 応答の詳細度を設定してクエリを実行します。 pPropertyInformation パラメーターは、Property パラメーターが HttpServer503VerbosityProperty の場合、HTTP_503_RESPONSE_VERBOSITY列挙体のメンバーを指します。

この列挙は、503 (サービス利用不可) エラー応答を送信するときの要求キューの詳細レベルを定義します。 HTTP_503_RESPONSE_VERBOSITY 列挙を使用して設定された 503 応答レベルは、HTTP Server API によって内部的に生成されるエラー応答にのみ影響します。

メモ サービスの状態に関する情報を安全でない可能性のあるクライアントに開示すると、セキュリティ 上のリスクが発生する可能性があります。
 

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
Header http.h

こちらもご覧ください

HTTP Server API バージョン 2.0 列挙型

HTTP_SERVER_PROPERTY

HttpQueryRequestQueueProperty

HttpSetRequestQueueProperty