IADsPathname インターフェイス (iads.h)
IADsPathname インターフェイスは、ADSI の X.500 および Windows パスを解析します。
IADsPathname インターフェイスを使用すると、次のことができます。
- ADSI オブジェクトのパスをさまざまな形式で設定および取得します。
- 特定の ADsPath の各要素を抽出または追加します。
- ディレクトリ オブジェクトのクエリで使用される ADsPath を構築します。
IADsPathname *pPathname=NULL;
HRESULT hr;
hr = CoCreateInstance(CLSID_Pathname,
NULL,
CLSCTX_INPROC_SERVER,
IID_IADsPathname,
(void**)&pPathname);
Visual Basic で New 演算子を呼び出すこともできます。
Dim path As New Pathname
または、VBScript で CreateObject 関数を使用し、ProgID として "Pathname" を指定します。
Dim path
Set path = CreateObject("Pathname")
IADsPathname インターフェイスでは、ADS_SETTYPE_ENUM と ADS_FORMAT_ENUM の 2 つの列挙型が使用されます。
継承
IADsPathname インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 IADsPathname には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IADsPathname インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IADsPathname::AddLeafElement Pathname オブジェクトに既に設定されているディレクトリ パスの末尾に要素を追加します。 |
IADsPathname::CopyPath Pathname オブジェクトのコピーを作成します。 |
IADsPathname::GetElement ディレクトリ パスの要素を取得します。 |
IADsPathname::GetEscapedElement 入力パス内の特殊文字をエスケープするために使用します。 |
IADsPathname::GetNumElements パス内の要素の数を取得します。 |
IADsPathname::RemoveLeafElement Pathname オブジェクトに設定されているディレクトリ パスから最後の要素を削除します。 |
IADsPathname::Retrieve IADsPathname::Retrieve メソッドは、異なる形式の型のオブジェクトのパスを取得します。 |
IADsPathname::Set ディレクトリ パスを解析するための Pathname オブジェクトを設定します。 |
IADsPathname::SetDisplayType オブジェクトのパスを表示する方法を指定します。 |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | iads.h |