IADsPropertyEntry インターフェイス (iads.h)

IADsPropertyEntry インターフェイスは、プロパティ キャッシュ内のプロパティ エントリを管理するために使用されます。 プロパティ エントリには、スキーマで定義されている属性の値 (または値) が保持されます。 これは、対応する属性の名前によって識別されます。 プロパティ エントリ オブジェクトを使用すると、ユーザーは値の操作方法を指定できます。 このような操作の例としては、"update"、"modify"、"delete" などがあります。

複数のプロパティ エントリは、プロパティ リストによって管理されます。 プロパティ エントリにアクセスするには、IADsPropertyList インターフェイスで Item メソッドまたは GetPropertyItem メソッドを呼び出します。

IADsPropertyEntry のプロパティ メソッドを使用して、個々のプロパティを調べて操作します。 このインターフェイスのメソッドを呼び出す前に、 IADs::GetInfo または IADs::GetInfoEx を明示的に呼び出して、オブジェクトの割り当てられたプロパティ値をキャッシュに読み込む必要があります。 このインターフェイスのメソッドを呼び出した後、 IADs::SetInfo を呼び出して、基になるディレクトリの永続ストアに変更を保存する必要があります。

継承

IADsPropertyEntry インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー iads.h

こちらもご覧ください

IADs::GetInfo

IADs::GetInfoEx

IADs::SetInfo

IADsPropertyEntry プロパティ メソッド

IADsPropertyList

IADsPropertyList::GetPropertyItem

IADsPropertyList::Item

IDispatch