IADsService インターフェイス (iads.h)
IADsService インターフェイスは、IAD から継承するデュアル インターフェイスです。 ホスト コンピューターで実行されているシステム サービスに関するデータを維持するように設計されています。 このようなサービスの例としては、Microsoft FAX サービスの "FAX"、ルーティングと RemoteAccess サービスの "RemoteAccess"、セカンダリ ログオン サービスの "seclogon" などがあります。 システム サービスに関するデータの例としては、ホスト コンピューター上の実行可能ファイルへのパス、サービスの種類、特定のサービスの実行に必要なその他のサービスまたは読み込みグループなどがあります。 IADsService は、このようなデータを表す複数のプロパティを公開します。
継承
IADsService インターフェイスは、IDispatch と IAD を継承します。 IADsService には、次の種類のメンバーもあります。
注釈
システム サービスは、基になるディレクトリに発行されます。 実行されている場合もあれば、実行されていないものもあります。 状態を確認したり、いずれかのサービスを操作したりするには、 IADsServiceOperations インターフェイスのプロパティとメソッドを使用します。
ファイル サービスは、システム サービスの特殊なケースです。 IADsFileService インターフェイスと IADsFileServiceOperations インターフェイスは、ファイル サービスに固有の追加機能をサポートします。
例
ホスト コンピューターで使用できるサービスを識別するには、まずコンピューターにバインドしてから、そのコンピューターで使用可能なサービスを列挙します。 次のコード例は、これを行う方法を示しています。
Public Sub ListServicesOnComputer(ComputerName As String)
Dim comp As IADsComputer
Dim srvc As IADsServiceOperations
On Error GoTo Cleanup
Set comp = GetObject("WinNT://" + ComputerName + ",Computer")
comp.Filter = Array("Service")
For Each srvc In comp
' The srvc object is an IADsServiceOperations object that can be
' used to obtain the status of the service with the Status property.
' Other IADs properties can also be obtained.
Next
Cleanup:
If (Err.Number <> 0) Then
MsgBox (Err.Description & vbLf & vbLf & " Error number = " & Err.Number)
End If
Set comp = Nothing
End Sub
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | iads.h |