IScheduledWorkItem::GetExitCode メソッド (mstask.h)

[[この API は、以降のバージョンのオペレーティング システムまたは製品で変更または使用できない場合があります。 代わりに タスク スケジューラ 2.0 インターフェイス を使用してください。] ]

最後の実行時に 作業項目 に関連付けられた実行可能ファイルによって返された最後の終了コードを取得します。 メソッドは、最後に作業項目を実行しようとしたときにタスク スケジューラに返された終了コードも返します。

構文

HRESULT GetExitCode(
  [out] DWORD *pdwExitCode
);

パラメーター

[out] pdwExitCode

作業項目の最後の終了コードに設定されている DWORD 値へのポインター。 これは、作業項目が最後に実行を停止したときに返された終了コードです。 作業項目が開始されていない場合は、0 が返されます。

戻り値

GetExitCode メソッドは、作業項目の最後の開始試行からエラーを返します。 使用可能な値は次のとおりです。

リターン コード 説明
S_OK
作業項目の開始が成功しました。
SCHED_S_TASK_HAS_NOT_RUN
この作業項目の開始は試行されていません。
E_INVALIDARG
引数が無効です。
E_OUTOFMEMORY
メモリが不足しています。

注釈

このメソッドは、次の 2 つの情報を返すことができます。

  • スケジュールされている実行可能ファイルによって返されるエラー コードまたは終了コードは、 pdwExitCode パラメーターで返されます。
  • タスク スケジューラがジョブを開始しようとしたときに受信したエラー コードは、 GetExitCode メソッド呼び出し自体で返されます。
更新されたエラー コードを取得するには、常 に ITaskScheduler::Activate を最初に呼び出して、新しい IScheduledWorkItem インターフェイスを取得します。このインターフェイスを使用して、更新されたエラー コードを取得できます。

タスクの作成者を取得する方法の例については、「 C/C++ コード例: タスク終了コードの取得」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mstask.h
Library Mstask.lib
[DLL] Mstask.dll
再頒布可能パッケージ Windows NT 4.0 および Windows 95 のインターネット エクスプローラー 4.0 以降

こちらもご覧ください

IScheduledWorkItem