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RAS_SECURITY_INFO 構造体 (rasshost.h)

RAS_SECURITY_INFO構造体は RasSecurityDialogGetInfo 関数と共に使用され、RAS セキュリティ DLL 認証トランザクションに関連付けられている RAS ポートに関する情報を返します。

構文

typedef struct _RAS_SECURITY_INFO {
  DWORD LastError;
  DWORD BytesReceived;
  CHAR  DeviceName[MAX_DEVICE_NAME + 1];
} RAS_SECURITY_INFO, *PRAS_SECURITY_INFO;

メンバー

LastError

ポートの最後の RasSecurityDialogReceive 呼び出しの状態を示すエラー コードを指定します。 受信操作が失敗した場合、 LastError は Raserror.h または Winerror.h で定義されているエラー コードの 1 つです。 それ以外の場合、 LastError は次のいずれかの値です。

意味
成功
受信操作が正常に完了しました。 BytesReceived メンバーは、受信したバイト数を示します。
保留 中
受信操作は完了待ちです。

BytesReceived

最新の RasSecurityDialogReceive 操作で受信したバイト数を指定します。 このメンバーは、 LastError メンバーの値が SUCCESS の場合にのみ有効です。

DeviceName[MAX_DEVICE_NAME + 1]

Hayes SmartModem 9600 など、ポート上のデバイスのわかりやすい表示名を含む null で終わる文字列を指定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header rasshost.h

こちらもご覧ください

RAS サーバー管理の構造

RasSecurityDialogGetInfo

RasSecurityDialogReceive

リモート アクセス サービス (RAS) の概要