ConvertStringSidToSidA 関数 (sddl.h)

ConvertStringSidToSid 関数は、文字列形式のセキュリティ識別子 (SID) を有効な機能 SID に変換します。 この関数を使用すると、 ConvertSidToStringSid 関数が文字列形式に変換した SID を取得できます。

構文

BOOL ConvertStringSidToSidA(
  [in]  LPCSTR StringSid,
  [out] PSID   *Sid
);

パラメーター

[in] StringSid

変換する文字列形式の SID を含む null で終わる文字列へのポインター。

SID 文字列では、標準の S-R-I-S S- を使用できます。 SID 文字列の場合は format、組み込みの管理者の場合は "BA" などの SID 文字列定数形式。 SID 文字列表記の詳細については、「 SID コンポーネント」を参照してください。

[out] Sid

変換された SID へのポインターを受け取る変数へのポインター。 返されたバッファーを解放するには、 LocalFree 関数を呼び出します。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。 GetLastError 関数は、次のいずれかのエラー コードを返す場合があります。

リターン コード 説明
ERROR_INVALID_PARAMETER
無効なパラメーター。
ERROR_INVALID_SID
SID が無効です。

注釈

注意

sddl.h ヘッダーは、Unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして ConvertStringSidToSid を定義します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー sddl.h
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll

こちらもご覧ください

アクセス制御

基本的なAccess Control関数

ConvertSecurityDescriptorToStringSecurityDescriptor

ConvertSidToStringSid

ConvertStringSecurityDescriptorToSecurityDescriptor

SID