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ISearchCrawlScopeManager2::GetVersion メソッド (searchapi.h)

ファイル マッピングを呼び出し元プロセスのアドレス空間にマップし、クロール スコープ マネージャー (CSM) の状態が変更されたかどうかをクライアントに通知します。

構文

HRESULT GetVersion(
  [out] long   **plVersion,
  [out] HANDLE *phFileMapping
);

パラメーター

[out] plVersion

種類: LONG**

クロール スコープのバージョンを含むメモリ マップファイルのアドレスへのポインターを受け取ります。

[out] phFileMapping

種類: HANDLE*

クロール スコープのバージョンを含むメモリ マップファイルの作成に使用された、読み取り専用アクセス権を持つファイル マッピング オブジェクトのハンドルへのポインターを受け取ります。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

取得されるバージョン番号は常に最新であり、クロール スコープに追加や削除が行われたかどうかなど、CSM の状態として変化します。 そのため、 ISearchCrawlScopeManager2::GetVersion は 1 回だけ呼び出す必要があります。これは、現在のバージョンは常に取得されたポインターを通じて使用できるためです。

ISearchCrawlScopeManager2::GetVersion では、プロセス間の呼び出しは行われません。 メソッドが成功した場合、クライアントは次のアクションを実行してアドレス空間内のすべてのファイル ビューを破棄し、ファイル マッピング オブジェクトのハンドルとディスク上のファイルを閉じる必要があります。

  • plVersion によって提供されるメモリ マップファイルのポインターを使用して UnmapViewOfFile を呼び出す
  • ファイル マッピング オブジェクトのハンドルを使用して CloseHandle を呼び出す
メモリ リークを防ぐために、クライアントは、メモリ マップファイルの使用が完了したら、これらの手順を実行する必要があります。

Windows 7 以降: CrawlScopeCommandLine コード サンプル を確認して、クロール スコープ マネージャー (CSM) インデックス作成操作のコマンド ライン オプションを定義する方法を確認してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー searchapi.h