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IOpLockStatus インターフェイス (searchapi.h)

インデックス作成中にアイテムに対して Microsoft Windows デスクトップ検索 (WDS) によって使用される日和見ロックをチェックするメソッドを提供します。 別のプロセスが互換性のない方法でファイルをロックすると、WDS はロックを失い、他のプロセスにファイルを保持させます。 このメカニズムにより、WDS をバックグラウンドで実行できます。 したがって、WDS が項目のインデックスを作成するときに別のプロセスが優先されないようにするには、WDS のロックをチェックする必要があります。

基になるデータ ストアがアイテムへの同時アクセスを追跡するメカニズムを提供する場合、サードパーティの IUrlAccessor オブジェクトはこのインターフェイスを実装できます。 このインターフェイスが IUrlAccessor によって公開されている場合、WDS は、そのストアの項目のインデックス作成中に IOpLockStatus をチェックします。

継承

IOpLockStatus インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IOpLockStatus には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IOpLockStatus インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IOpLockStatus::GetOplockEventHandle

日和見ロック (OpLock) のイベント ハンドルを取得します。 イベント オブジェクトは、OpLock が壊れたときにシグナル状態に設定され、インデクサーが基になる IUrlAccessor オブジェクトに対するすべての操作を停止できるようにします。
IOpLockStatus::IsOplockBroken

インデックスが作成されているアイテムの日和見ロック (OpLock) の状態を確認します。 (IOpLockStatus.IsOplockBroken)
IOpLockStatus::IsOplockValid

インデックスが作成されているアイテムの日和見ロック (OpLock) の状態を確認します。 (IOpLockStatus.IsOplockValid)

要件

要件
サポートされている最小のクライアント WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー searchapi.h
再頒布可能パッケージ Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0