次の方法で共有


TextRange_ExpandToEnclosingUnit関数 (uiautomationcoreapi.h)

メモ この関数は非推奨です。 クライアント アプリケーションでは、代わりに Microsoft UI オートメーション コンポーネント オブジェクト モデル (COM) インターフェイスを使用する必要があります。
 
文字、Word、行、ページなどの大小の単位にテキスト範囲を展開します。

構文

HRESULT TextRange_ExpandToEnclosingUnit(
  [in] HUIATEXTRANGE hobj,
  [in] TextUnit      unit
);

パラメーター

[in] hobj

型: HUIATEXTRANGE

テキスト範囲オブジェクト。

[in] unit

型: TextUnit

プロバイダーがテキスト範囲を展開する必要がある単位。

戻り値

型: HRESULT

成功した場合はS_OK、それ以外の場合はエラー値を返します。

注釈

指定した単位の整数が既に範囲にある場合は、変更されません。

開始エンドポイントが TextUnit 境界にない場合は、境界になるまで後方に移動します。 その後、終了エンドポイントが境界にない場合、またはエンドポイントが開始エンドポイントと同じ境界にある場合、終了エンドポイントは境界になるまで前方に移動されます。

メモ スクリーン リーダーは、挿入ポイントまたは仮想カーソル位置で、完全な単語、段落全体などを読み上げるのが一般的です。
 
TextRange_ExpandToEnclosingUnit は、非表示のテキストと表示されるテキストの両方を尊重します。 UI オートメーション クライアントは、テキストを表示するために is-hidden 属性 (Text_IsHidden_Attribute_GUID) をチェックできます。

TextRange_ExpandToEnclosingUnit 、指定された TextUnit がコントロールでサポートされていない場合、既定で次にサポートされる TextUnit に設定されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー uiautomationcoreapi.h
Library Uiautomationcore.lib
[DLL] Uiautomationcore.dll