WBEMTime::SetDMTF メソッド (wbemtime.h)

[WBEMTime クラスは WMI プロバイダー フレームワークの一部であり、現在最終的な状態と見なされています。これらのライブラリに影響を与える、セキュリティ関連以外の問題に対しては、それ以上の開発、機能強化、または更新プログラムは利用できません。 すべての新規開発には、MI API を使用する必要があります。]

SetDMTF メソッドは、WBEMTime オブジェクトの時刻を設定します。 時刻は、日時形式の BSTR パラメーターによって指定されます。 1601 年 1 月 1 日午前 0 時より前の日付と時刻の引数は無効です。

構文

BOOL SetDMTF(
  const BSTR wszText
);

パラメーター

wszText

日付と時刻の形式BSTR

戻り値

メソッドは、時刻が有効な場合は true を返し、時刻が無効な場合は false を 返します。

注釈

内部的には、 WBEMTime は datetime を 64 ビット整数として格納します。 このため、datetime を設定するときは、アスタリスクの使用に対する実装固有の解釈が必要です。

受信 datetime 文字列内の任意の場所にアスタリスク "*" が表示されると、 wszText は位置に基づいて既定の datetime 文字列 "16010101000000.000000+000" に置き換えられます。

マイクロ秒区切り記号 "." と UTC オフセット記号 "+/-" が正しい場所に存在する必要があります。 対応する場所でアスタリスクが検出された場合、他のすべての位置は既定の要素に置き換えられます。

たとえば、"1979**********.000000-0*4" は "19791010101000000.000000-004" になります。

WBEMTime は内部的にすべての datetime 値を GMT に格納するため、結果の UTC が -004 の場合、分フィールドが変更され、内部表現が "197910105000000.00000+000" になります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wbemtime.h
[DLL] FrameDynOS.dll;FrameDyn.dll

こちらもご覧ください

WBEMTime

WBEMTime::GetBSTR

WBEMTime::GetDMTF