WbemAuthenticationLevelEnum 列挙 (wbemdisp.h)

WbemAuthenticationLevelEnum 定数は、セキュリティ認証レベルを定義します。 これらの定数は、 SWbemSecurity および WMI へのモニカー接続で使用されます。

WMI スクリプト タイプ ライブラリ wbemdisp.tlb は、これらの定数を定義します。 Visual Basic アプリケーションはこのライブラリにアクセスできます。

スクリプト言語では、次のいずれかを使用する必要があります。

  • 短い名前。 たとえば、 WbemAuthenticationLevelPktPrivacy の場合、"PktPrivacy" を使用します。
    
    strComputer = "RemoteComputer"
    Set objWMIServices = GetObject("WINMGMTS:" _
        & "{authenticationLevel=pktPrivacy}!\\" _
        & strComputer & "\ROOT\CIMV2")
    
  • スクリプト内の Windows スクリプト ホスト (WSH) XML ファイル形式。 たとえば、スクリプトで WbemAuthenticationLevelPkt 定数を直接使用できることを意味します。

    次の WSH スクリプトは、認証レベルを設定します。 スクリプトを実行するには、.wsf 拡張子を持つファイルにテキストを保存します。

    <?xml version="1.0" encoding="US-ASCII"?>
    <job>
    <reference object="WbemScripting.SWbemLocator"/>
    <script language="VBScript">
        set service = GetObject("winmgmts:")
        ' Following line uses a symbolic 
        ' constant from the WMI type library
        service.Security_.authenticationLevel = _
            WbemAuthenticationLevelPktPrivacy
    </script>
    </job>
    
    

    詳細については、「 WMI スクリプト タイプ ライブラリの使用」を参照してください

構文

typedef enum WbemAuthenticationLevelEnum {
  wbemAuthenticationLevelDefault = 0,
  wbemAuthenticationLevelNone = 1,
  wbemAuthenticationLevelConnect = 2,
  wbemAuthenticationLevelCall = 3,
  wbemAuthenticationLevelPkt = 4,
  wbemAuthenticationLevelPktIntegrity = 5,
  wbemAuthenticationLevelPktPrivacy = 6
} ;

定数

 
wbemAuthenticationLevelDefault
値: 0
wbemAuthenticationLevelNone
値: 1
wbemAuthenticationLevelConnect
値: 2
wbemAuthenticationLevelCall
値: 3
wbemAuthenticationLevelPkt
値: 4
wbemAuthenticationLevelPktIntegrity
値: 5
wbemAuthenticationLevelPktPrivacy
値: 6

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
Header wbemdisp.h

こちらもご覧ください

モニカー文字列の作成

SWbemSecurity

スクリプト API 定数

VBScript での非同期呼び出しでのセキュリティの設定

VBScript を使用した既定のプロセス セキュリティ レベルの設定