WsAbortListener 関数 (webservices.h)

指定したリスナーの保留中の I/O を取り消 します

構文

HRESULT WsAbortListener(
  [in]           WS_LISTENER *listener,
  [in, optional] WS_ERROR    *error
);

パラメーター

[in] listener

I/O を取り消すリスナーを表す WS_LISTENER 構造体へのポインター。

[in, optional] error

関数が失敗した場合に追加のエラー情報を受け取る WS_ERROR 構造体へのポインター。

戻り値

関数が成功した場合は、NO_ERRORを返します。それ以外の場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

WsAbortListener は、リスナーが任意の状態の場合に呼び出すことができます。 (使用可能な状態については 、WS_LISTENER_STATE 列挙を参照してください)。リスナーがWS_LISTENER_STATE_OPEN状態の場合、この関数はリスナーに強制的にエラーを発生させます (WS_LISTENER_STATE_FAULTED状態にリセットされます)。 リスナーに障害が発生すると、WS_E_OBJECT_FAULTEDエラー コードを使用して、リスナーからのメッセージを受け入れるすべての試行がすぐに失敗します。

この関数は、保留中の I/O が完了するまで待機しません。

有効なパラメーターを指定して呼び出した場合、この関数はシステム リソースの不足などの理由で失敗しません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー webservices.h
Library WebServices.lib
[DLL] WebServices.dll