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CERT_CHAIN_ELEMENT構造体 (wincrypt.h)

CERT_CHAIN_ELEMENT構造は、単純な証明書チェーン内の 1 つの要素です。 各要素には、 証明書コンテキストへのポインター、証明書のエラー状態と情報の状態を示す構造体へのポインター、および証明書の失効状態を示す構造体へのポインターがあります。

構文

typedef struct _CERT_CHAIN_ELEMENT {
  DWORD                 cbSize;
  PCCERT_CONTEXT        pCertContext;
  CERT_TRUST_STATUS     TrustStatus;
  PCERT_REVOCATION_INFO pRevocationInfo;
  PCERT_ENHKEY_USAGE    pIssuanceUsage;
  PCERT_ENHKEY_USAGE    pApplicationUsage;
  LPCWSTR               pwszExtendedErrorInfo;
} CERT_CHAIN_ELEMENT, *PCERT_CHAIN_ELEMENT;

メンバー

cbSize

この構造体のサイズ (バイト単位)。

pCertContext

証明書 コンテキストへのポインター。

TrustStatus

証明書の状態を示す構造体。 構造体には、エラー状態コードと情報状態コードが含まれます。 状態コード値の詳細については、「CERT_TRUST_STATUS」を参照してください。

pRevocationInfo

証明書の失効状態に関する情報を含むCERT_REVOCATION_INFO構造体へのポインター。 失効チェックが有効になっていない場合、 pRevocationInfoNULL です

pIssuanceUsage

CERT_ENHKEY_USAGE構造体へのポインター。 NULL の場合は、発行ポリシーを使用できます。

pApplicationUsage

CERT_ENHKEY_USAGE構造体へのポインター。 NULL の場合、拡張キーの使用は受け入れられます。

pwszExtendedErrorInfo

拡張エラー情報を含む null で終わるワイド文字列へのポインター。 NULL の場合、拡張エラー情報はありません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header wincrypt.h

こちらもご覧ください

CERT_REVOCATION_INFO

CERT_SIMPLE_CHAIN

CERT_TRUST_STATUS