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CRL_DIST_POINT構造体 (wincrypt.h)

CRL_DIST_POINT構造体は、証明書ユーザーが証明書が失効したかどうかを判断するために参照できる 1 つの証明書失効リスト (CRL) 配布ポイントを識別します。 証明書ユーザーは、該当する配布ポイントから CRL を取得することも、 証明機関 (CA) ディレクトリ エントリから現在の完全な CRL を取得することもできます。

CRL_DIST_POINT構造体は、CRL_DIST_POINTS_INFO構造体の配列メンバー内の要素です。

構文

typedef struct _CRL_DIST_POINT {
  CRL_DIST_POINT_NAME DistPointName;
  CRYPT_BIT_BLOB      ReasonFlags;
  CERT_ALT_NAME_INFO  CRLIssuer;
} CRL_DIST_POINT, *PCRL_DIST_POINT;

メンバー

DistPointName

CRL ソースの場所を識別する CRL_DIST_POINT_NAME 構造体。 NULL の場合、配布ポイント名の既定値は CRLIssuer 名になります。

ReasonFlags

CRL の対象となる失効の理由を示すバイトを含む CRYPT_BIT_BLOB

NULL の場合、指定された CRL 配布ポイントは、失効の理由に関係なく、この証明書が取り消された場合に、この証明書のエントリを含む CRL を配布します。

現在定義されている ReasonFlags 値を次に 示します。 いくつかの理由で失効する場合は、ビットごとの OR 操作を使用して、これらの ReasonFlags を組み合わせます。

  • CRL_REASON_UNUSED_FLAG
  • CRL_REASON_KEY_COMPROMISE_FLAG
  • CRL_REASON_CA_COMPROMISE_FLAG
  • CRL_REASON_AFFILIATION_CHANGED_FLAG
  • CRL_REASON_SUPERSEDED_FLAG
  • CRL_REASON_CESSATION_OF_OPERATION_FLAG
  • CRL_REASON_CERTIFICATE_HOLD_FLAG

CRLIssuer

CRL を発行して署名した機関を識別する CERT_ALT_NAME_INFONULL の場合、発行者名の既定値は証明書の発行者名になります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header wincrypt.h

こちらもご覧ください

CRL_DIST_POINTS_INFO

CRL_DIST_POINT_NAME