CreatePolyPolygonRgn 関数 (wingdi.h)

CreatePolyPolygonRgn 関数は、一連のポリゴンで構成される領域を作成します。 ポリゴンは重複する可能性があります。

構文

HRGN CreatePolyPolygonRgn(
  [in] const POINT *pptl,
  [in] const INT   *pc,
  [in] int         cPoly,
  [in] int         iMode
);

パラメーター

[in] pptl

多角形の頂点を論理単位で定義する POINT 構造体の配列へのポインター。 ポリゴンは連続して指定されます。 各ポリゴンは閉じていると推定され、各頂点は 1 回だけ指定されます。

[in] pc

整数の配列へのポインター。それぞれのポインターは、 lppt が指す配列内の 1 つのポリゴン内のポイント数を指定します。

[in] cPoly

lpPolyCounts が指す配列内の整数の合計数。

[in] iMode

領域内のピクセルを決定するために使用される塗りつぶしモード。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。

意味
代替
代替モードを選択します (各スキャンラインの奇数と偶数のポリゴン辺の間の領域を塗りつぶします)。
巻 線
巻き取りモードを選択します (任意の領域に 0 以外の巻き取り値が設定されます)。
 

これらのモードの詳細については、「 SetPolyFillMode 関数」を参照してください。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は領域へのハンドルです。

関数が失敗した場合は、0 を返します。

注釈

HRGN オブジェクトが不要になったら、DeleteObject 関数を呼び出して削除します。

領域座標は、27 ビット符号付き整数として表されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wingdi.h (Windows.h を含む)
Library Gdi32.lib
[DLL] Gdi32.dll

こちらもご覧ください

CreatePolygonRgn

CreateRectRgn

CreateRectRgnIndirect

CreateRoundRectRgn

DeleteObject

ExtCreateRegion

GetRegionData

ポイント

リージョン関数

リージョンの概要

Selectobject

SetPolyFillMode