IsDBCSLeadByte 関数 (winnls.h)
指定した文字が、システムの既定の Windows ANSI コード ページ (CP_ACP) の先頭バイトであるかどうかを判断します。 先頭バイトは、コード・ページの 2 バイト文字セット (DBCS) 内 の 2 バイト文字 の最初のバイトです。
メモ 別のコード ページを使用するには、アプリケーションで IsDBCSLeadByteEx 関数を使用する必要があります。
構文
BOOL IsDBCSLeadByte(
[in] BYTE TestChar
);
パラメーター
[in] TestChar
テスト対象の文字。
戻り値
テスト文字が潜在バイトである可能性がある場合は、0 以外の値を返します。 テスト文字が先行バイトでない場合、または 1 バイト文字の場合、関数は 0 を返します。 拡張エラー情報を取得するために、アプリケーションは GetLastError を呼び出すことができます。
注釈
メモ この関数は、証跡バイトの存在または有効性を検証しません。 したがって、MultiByteToWideChar は、IsDBCSLeadByte を使用するアプリケーションがリード バイトとして報告するシーケンスを認識しない可能性があります。 アプリケーションは MultiByteToWideChar の結果と簡単に同期されなくなり、予期しないエラーやバッファー サイズの不一致につながる可能性があります。
リード バイト値は、個別の各 DBCS に固有です。 一部のバイト値は、DBCS 文字の先頭バイトと後続バイトの両方として 1 つのコード・ページに表示されます。
DBCS 文字列を理解するために、通常、アプリケーションは文字列の先頭から開始し、前方にスキャンし、先行バイトが検出されたときに追跡し、次のバイトを同じ文字の末尾部分として扱います。 アプリケーションをバックアップする必要がある場合は、独自のアルゴリズムを開発する代わりに CharPrev を使用する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winnls.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |