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ClientToScreen 関数 (winuser.h)

ClientToScreen 関数は、指定したポイントのクライアント領域座標を画面座標に変換します。

構文

BOOL ClientToScreen(
  [in]      HWND    hWnd,
  [in, out] LPPOINT lpPoint
);

パラメーター

[in] hWnd

変換にクライアント領域が使用されるウィンドウへのハンドル。

[in, out] lpPoint

変換するクライアント座標を含む POINT 構造体へのポインター。 関数が成功すると、新しい画面座標がこの構造体にコピーされます。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。

注釈

ClientToScreen 関数は、POINT 構造体のクライアント領域座標を画面座標に置き換えます。 画面座標は、画面の左上隅を基準にしています。 ウィンドウのクライアント領域の上にある画面座標ポイントには、負の y 座標があることに注意してください。 同様に、クライアント領域の左側の画面座標には負の x 座標があります。

すべての座標はデバイス座標です。

例については、「 マウス入力の使用」の「マウスによる線の描画」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll
API セット ext-ms-win-ntuser-window-l1-1-2 (Windows 10 バージョン 10.0.10240 で導入)

こちらもご覧ください

座標空間と変換関数

座標スペースと変換の概要

MapWindowPoints

ポイント

ScreenToClient