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WTSINFOA 構造体 (wtsapi32.h)

リモート デスクトップ サービス セッションに関する情報が含まれます。

構文

typedef struct _WTSINFOA {
  WTS_CONNECTSTATE_CLASS State;
  DWORD                  SessionId;
  DWORD                  IncomingBytes;
  DWORD                  OutgoingBytes;
  DWORD                  IncomingFrames;
  DWORD                  OutgoingFrames;
  DWORD                  IncomingCompressedBytes;
  DWORD                  OutgoingCompressedBy;
  CHAR                   WinStationName[WINSTATIONNAME_LENGTH];
  CHAR                   Domain[DOMAIN_LENGTH];
  CHAR                   UserName[USERNAME_LENGTH + 1];
  LARGE_INTEGER          ConnectTime;
  LARGE_INTEGER          DisconnectTime;
  LARGE_INTEGER          LastInputTime;
  LARGE_INTEGER          LogonTime;
  LARGE_INTEGER          CurrentTime;
} WTSINFOA, *PWTSINFOA;

メンバー

State

セッションの現在の接続状態を示す WTS_CONNECTSTATE_CLASS 列挙型の値。

SessionId

セッション識別子。

IncomingBytes

クライアントからサーバーへの非圧縮リモート デスクトップ プロトコル (RDP) データ。

OutgoingBytes

サーバーからクライアントへの非圧縮 RDP データ。

IncomingFrames

クライアントが接続されてからクライアントからサーバーに送信された RDP データのフレーム数。

OutgoingFrames

クライアントが接続されてからサーバーからクライアントに送信される RDP データのフレーム数。

IncomingCompressedBytes

クライアントからサーバーへの RDP データの圧縮。

OutgoingCompressedBy

WinStationName[WINSTATIONNAME_LENGTH]

セッションの WinStation の名前を含む null で終わる文字列。

Domain[DOMAIN_LENGTH]

ユーザーが属しているドメインの名前を含む null で終わる文字列。

UserName[USERNAME_LENGTH + 1]

セッションを所有するユーザーの名前を含む null で終わる文字列。

ConnectTime

最新のクライアント接続時間。

DisconnectTime

最後のクライアント切断時間。

LastInputTime

セッション内の最後のユーザー入力の時刻。

LogonTime

ユーザーがセッションにログオンした時刻。

CurrentTime

WTSINFO データ構造が呼び出された時刻。

注釈

注意

wtsapi32.h ヘッダーは、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして WTSINFO を定義します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista SP1
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
Header wtsapi32.h