IBackgroundCopyError インターフェイス (bits.h)
画面右側の
IBackgroundCopyError インターフェイスを使用して、エラーの原因と転送プロセスを続行できるかどうかを判断します。
BITS は、ジョブの状態がBG_JOB_STATE_ERRORまたはBG_JOB_STATE_TRANSIENT_ERRORである場合にのみ、エラー オブジェクトを作成します。 IBackgroundCopyXXXX インターフェイス メソッドが失敗しても、BITS はエラー オブジェクトを作成しません。 エラー オブジェクトは、BITS がジョブのデータの転送を開始するまで (ジョブの状態がBG_JOB_STATE_TRANSFERRINGに変わる)、またはアプリケーションが終了するまで使用できます。
IBackgroundCopyError オブジェクトを取得するには、IBackgroundCopyJob::GetError メソッドを呼び出します。
継承
IBackgroundCopyError インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IBackgroundCopyError には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IBackgroundCopyError インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IBackgroundCopyError::GetError エラー コードを取得し、エラーが発生したコンテキストを識別します。 |
IBackgroundCopyError::GetErrorContextDescription エラーが発生したコンテキストの説明を取得します。 |
IBackgroundCopyError::GetErrorDescription エラーに関連付けられているエラー テキストを取得します。 |
IBackgroundCopyError::GetFile エラーに関連付けられているファイル オブジェクトへのインターフェイス ポインターを取得します。 |
IBackgroundCopyError::GetProtocol ファイルの転送に使用するプロトコルを取得します。 リモート ファイル名は、ファイルの転送に使用するプロトコルを識別します。 |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | bits.h |