ICertServerExit::GetRequestAttribute メソッド (certif.h)
GetRequestAttribute メソッドは、要求から名前付き属性値を返します。
このメソッドを呼び出す前に、 ICertServerExit::SetContext を呼び出す必要があります。
構文
HRESULT GetRequestAttribute(
[in] const BSTR strAttributeName,
[out] BSTR *pstrAttributeValue
);
パラメーター
[in] strAttributeName
取得する属性の名前。
[out] pstrAttributeValue
属性値を含む BSTR 値へのポインター。
戻り値
C++
メソッドが成功した場合、メソッドは S_OKを返し、*pstrAttributeValue は属性値を含む BSTR に設定されます。このメソッドを使用するには、 BSTR 型の変数を作成し、変数を NULL に設定し、この変数のアドレス を pstrAttributeValue として渡します。
BSTR の使用が完了したら、SysFreeString 関数を呼び出して解放します。
メソッドが失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。 一般的なエラー コードの一覧については、「 共通 HRESULT 値」を参照してください。
VB
戻り値は、属性値を表す文字列です。注釈
このメソッドを使用する前に 、ICertServerExit::SetContext を呼び出す必要があります。
次の要求属性は、KEYGEN スタイルの要求に固有です。
プロパティ名 | Type | 説明 |
---|---|---|
課題 | String | 要求に付随するチャレンジ文字列。 |
ExpectedChallenge | String | チャレンジ文字列が正しくない場合、サーバーは、エラーを診断できるように、この要求属性の値を予想されるチャレンジに設定します。 |
例
BSTR bstrAttribValue = NULL;
HRESULT hr;
// Get the request attribute.
// bstrAttribName is a BSTR assigned by EnumerateAttributes.
// Also, ICertServerExit::SetContext has already been
// called by pCertServerExit.
hr = pCertServerExit->GetRequestAttribute(bstrAttribName,
&bstrAttribValue);
if (FAILED(hr))
{
printf("Failed GetRequestAttribute [%x]\n", hr);
goto error;
}
else
{
// Successful call. Use bstrAttribValue as needed.
// ...
}
// Done processing. Free BSTR.
if (NULL != bstrAttribValue)
SysFreeString(bstrAttribValue);
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | サポートなし |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | certif.h (Certsrv.h を含む) |
Library | Certidl.lib |
[DLL] | Certcli.dll |