CLS_CONTAINER_INFORMATION 構造体 (clfs.h)
コンテナーに関する一般的な情報について説明します。 CreateLogContainerScanContext 関数と ScanLogContainers 関数は、コンテナー記述子を使用して、すべての共通ログ ファイル システム (CLFS) コンテナーに関する情報をスキャンして返します。
構文
typedef struct _CLS_CONTAINER_INFORMATION {
ULONG FileAttributes;
ULONGLONG CreationTime;
ULONGLONG LastAccessTime;
ULONGLONG LastWriteTime;
LONGLONG ContainerSize;
ULONG FileNameActualLength;
ULONG FileNameLength;
WCHAR FileName[CLFS_MAX_CONTAINER_INFO];
CLFS_CONTAINER_STATE State;
CLFS_CONTAINER_ID PhysicalContainerId;
CLFS_CONTAINER_ID LogicalContainerId;
} CLS_CONTAINER_INFORMATION, *PCLS_CONTAINER_INFORMATION, PPCLS_CONTAINER_INFORMATION;
メンバー
FileAttributes
ファイル システム属性。 CLFS では、次の属性が使用されます。
- FILE_ATTRIBUTE_ARCHIVE - ログはエフェメラルではありません。
- FILE_ATTRIBUTE_DEDICATED - ログは多重化されません。
- FILE_ATTRIBUTE_READONLY - ファイルは読み取り専用です。 アプリケーションはこのファイルを読み取ることができますが、書き込んだり削除したりすることはできません。
CreationTime
ファイルが作成される時刻。
LastAccessTime
コンテナーの読み取りまたは書き込みが最後に行われた時刻。
LastWriteTime
コンテナーが最後に書き込まれた時刻。
ContainerSize
コンテナーのサイズ (バイト単位)。
FileNameActualLength
実際のファイル名のサイズ (文字数)。
コンテナーのファイル名がMAX_PATH_LENGTHよりも長い場合、この番号は FileNameLength とは異なります。
FileNameLength
FileName バッファー内のファイル名のサイズ (文字数)。
FileName[CLFS_MAX_CONTAINER_INFO]
コンテナーのファイル名を含む文字列へのポインター。
State
コンテナーの現在の状態。
このメンバーには、次のいずれかの値を指定できます。
PhysicalContainerId
変更できない物理コンテナー識別子。
LogicalContainerId
コンテナーがリサイクルされるたびに変更される論理コンテナー識別子。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | clfs.h (Clfsw32.h を含む) |