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CSC_SynchronizationConfig列挙 (comsvcs.h)

CServiceConfig の同期の構成方法を示します。

構文

typedef enum tagCSC_SynchronizationConfig {
  CSC_NoSynchronization = 0,
  CSC_IfContainerIsSynchronized,
  CSC_NewSynchronizationIfNecessary,
  CSC_NewSynchronization
} CSC_SynchronizationConfig;

定数

 
CSC_NoSynchronization
値: 0
コードは、同期されていない実行を強制されます。 これは、CSC_InheritanceConfigが CSC_Ignore に設定されている場合の CServiceConfig の既定の同期設定です。
CSC_IfContainerIsSynchronized
このコードは、同期ドメインが存在する場合は、含まれている同期ドメインで実行されます。 これは、CSC_InheritanceConfigが CSC_Inherit に設定されている場合の CServiceConfig の既定の同期設定です。
CSC_NewSynchronizationIfNecessary
同期は常に使用されます。 既存の同期ドメインが使用されているか、囲まれたコンテキストで同期がまだ使用されていない場合は、新しい同期ドメインが作成されます。
CSC_NewSynchronization
新しい同期ドメインは常に作成されます。

注釈

この列挙は、CoCreateActivity によって作成されたアクティビティを通じて送信された作業、または CoEnterServiceDomain と CoLeaveServiceDomain の呼び出しの間で囲まれた作業に対して CServiceConfig を使用して同期構成するために使用されます。

同期は、包含コード自体に即時の影響がない場合でも、包含コードによって作成されたコンポーネントに影響を与える可能性があります。 たとえば、同じコードが 2 つの異なるスレッドで実行されていて、このコードが同期サービスを要求する CoEnterServiceDomain を呼び出す場合、各スレッドは独自の同期ドメインに含まれます。

CSC_TransactionConfigのトランザクション設定と互換性がない場合、同期設定はトランザクションに必要な最小値に増加します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header comsvcs.h

こちらもご覧ください

COM+ 同期

CServiceConfig

CoCreateActivity

CoEnterServiceDomain

IServiceSynchronizationConfig::ConfigureSynchronization