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DdeAbandonTransaction 関数 (ddeml.h)

指定した非同期トランザクションを破棄し、トランザクションに関連付けられているすべてのリソースを解放します。

構文

BOOL DdeAbandonTransaction(
  [in] DWORD idInst,
  [in] HCONV hConv,
  [in] DWORD idTransaction
);

パラメーター

[in] idInst

型: DWORD

DdeInitialize 関数の前回の呼び出しによって取得されたアプリケーション インスタンス識別子。

[in] hConv

種類: HCONV

トランザクションが開始された会話のハンドル。 このパラメーターが 0L の場合、すべてのトランザクションは破棄されます (つまり、 idTransaction パラメーターは無視されます)。

[in] idTransaction

型: DWORD

破棄されるトランザクションの識別子。 このパラメーターが 0L の場合、指定された会話内のすべてのアクティブなトランザクションは破棄されます。

戻り値

種類: BOOL

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。

DdeGetLastError 関数を使用してエラー コードを取得できます。次のいずれかの値を指定できます。

解説

DdeAbandonTransaction を呼び出す必要があるのは、動的データ交換 (DDE) クライアント アプリケーションのみです。 クライアントが DdeAbandonTransaction を呼び出した後にサーバー アプリケーションがトランザクションに応答した場合、システムはトランザクションの結果を破棄します。 この関数は、同期トランザクションには影響しません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ddeml.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll

関連項目

概念

DdeClientTransaction

DdeInitialize

DdeQueryConvInfo

動的データ交換管理ライブラリ

参照