次の方法で共有


DdePostAdvise 関数 (ddeml.h)

指定したトピックとアイテムに対して アクティブなア ドバイズ ループを使用して、各クライアントの呼び出し元 (サーバー) アプリケーションの Dynamic Data Exchange (DDE) コールバック関数に、システムがXTYP_ADVREQ トランザクションを送信します。 サーバー アプリケーションは、トピック名または項目名のペアに関連付けられているデータが変更されるたびに、この関数を呼び出す必要があります。

構文

BOOL DdePostAdvise(
  [in] DWORD idInst,
  [in] HSZ   hszTopic,
  [in] HSZ   hszItem
);

パラメーター

[in] idInst

型: DWORD

DdeInitialize 関数の前回の呼び出しによって取得されたアプリケーション インスタンス識別子。

[in] hszTopic

種類: HSZ

トピック名を指定する文字列のハンドル。 アクティブなアドバイズ ループを含むすべてのトピックに対して通知を送信するには、アプリケーションでこのパラメーターを 0L に設定します。

[in] hszItem

種類: HSZ

項目名を指定する文字列へのハンドル。 アクティブなアドバイズ ループを持つすべてのアイテムに対して通知を送信するには、アプリケーションでこのパラメーターを 0L に設定します。

戻り値

種類: BOOL

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。

DdeGetLastError 関数を使用してエラー コードを取得できます。次のいずれかの値を指定できます。

注釈

トピックまたは項目が数に制限されないサーバーでは、 hszTopic パラメーターと hszItem パラメーターを NULL に設定して、システムがアクティブなすべてのアドバイズ ループのトランザクションを生成するようにする必要があります。 サーバーの DDE コールバック関数は、更新してはならないすべてのアドバイズ ループに対して NULL を 返します。

サーバーが、XTYP_ADVREQコールバックで現在処理されているセットを含むトピック、アイテム、および書式名セットを使用して DdePostAdvise を呼び出すと、スタック オーバーフローが発生する可能性があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ddeml.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll

関連項目

概念

DdeInitialize

動的データ交換管理ライブラリ

リファレンス

XTYP_ADVREQ