DwmDefWindowProc 関数 (dwmapi.h)
クライアント以外の領域内でのデスクトップ ウィンドウ マネージャー (DWM) ヒット テストの既定のウィンドウ プロシージャ。
また、WM_NCMOUSELEAVE メッセージに対して DwmDefWindowProc が呼び出されるようにする必要もあります。 WM_NCMOUSELEAVE メッセージに対して DwmDefWindowProc が呼び出されない場合、カーソルがウィンドウを離れると、DWM は [最大化]、[最小化]、および [閉じる] ボタンから強調表示を削除しません。
構文
BOOL DwmDefWindowProc(
[in] HWND hWnd,
UINT msg,
WPARAM wParam,
LPARAM lParam,
[out] LRESULT *plResult
);
パラメーター
[in] hWnd
メッセージを受信したウィンドウ プロシージャのハンドル。
msg
メッセージ。
wParam
追加のメッセージ情報を指定します。 このパラメーターの内容は 、msg パラメーターの値によって異なります。
lParam
追加のメッセージ情報を指定します。 このパラメーターの内容は 、msg パラメーターの値によって異なります。
[out] plResult
このメソッドが正常に返されたときにヒット テストの結果を受け取る LRESULT 値へのポインター。
戻り値
DwmDefWindowProc がメッセージを処理した場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。
解説
標準のキャプション ボタンを含むカスタム フレームを作成する場合は、最初に、WM_NCHITTESTおよびその他のクライアント以外のヒット テスト メッセージを DwmDefWindowProc 関数に渡す必要があります。 これにより、DWM はキャプション ボタンのヒット テストを提供できます。 DwmDefWindowProc がクライアント以外のヒット テスト メッセージを処理しない場合は、これらのメッセージをさらに処理する必要があります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dwmapi.h |
Library | Dwmapi.lib |
[DLL] | Dwmapi.dll |