IADsSecurityUtility インターフェイス (iads.h)
IADsSecurityUtility インターフェイスは、ファイル、ファイル共有、またはレジストリ キーのセキュリティ記述子を取得、設定、または取得するために使用されます。 また、これを使用して、セキュリティ記述子を生モードまたは 16 進数モードに変換したり、取得または設定されたセキュリティ記述子データのスコープを制限したり、所有者、グループ、DACL、SACL のいずれに使用するかを指定したりできます。
継承
IADsSecurityUtility インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 IADsSecurityUtility には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IADsSecurityUtility インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IADsSecurityUtility::ConvertSecurityDescriptor セキュリティ記述子をある形式から別の形式に変換します。 |
IADsSecurityUtility::get_SecurityMask 取得または設定するセキュリティ記述子の要素を決定します。 (Get) |
IADsSecurityUtility::GetSecurityDescriptor 指定したファイル、ファイル共有、またはレジストリ キーのセキュリティ記述子を取得します。 |
IADsSecurityUtility::p ut_SecurityMask 取得または設定するセキュリティ記述子の要素を決定します。 (Put) |
IADsSecurityUtility::SetSecurityDescriptor 指定したファイル、ファイル共有、またはレジストリ キーのセキュリティ記述子を設定します。 |
解説
ファイルまたはディレクトリのシステム アクセス制御リスト (SACL) を読み取るために、呼び出し元のプロセスに 対してSE_SECURITY_NAME 特権を有効にする必要があります。 オブジェクトの SACL の取得の詳細については、「オブジェクト の SACL の取得」を参照してください。
IADsSecurityUtility インターフェイスを使用して ACE をファイルに追加する方法を示すコード例の詳細については、「ファイルに ACE を追加するためのコード例」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | iads.h |