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IBootOptions インターフェイス (imapi2fs.h)

このインターフェイスを使用して、光ディスクに追加するブート イメージを指定します。ブート イメージには、コンピューターの起動に使用される 1 つ以上のコード セクターが含まれています。

このインターフェイスのインスタンスを作成するには、 CoCreateInstance 関数を呼び出します。 クラス識別子にUse__uuidof(BootOptions)、インターフェイス識別子に__uuidof(IBootOptions) を指定します。

継承

IBootOptions インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 IBootOptions には、 次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IBootOptions インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IBootOptions::AssignBootImage

ブート イメージを含むデータ ストリームを設定します。
IBootOptions::get_BootImage

ブート イメージ データ ストリームへのポインターを取得します。
IBootOptions::get_Emulation

ブート イメージがエミュレートするメディアの種類を取得します。
IBootOptions::get_ImageSize

ブート イメージのサイズを取得します。
IBootOptions::get_Manufacturer

CD の製造元の識別子を取得します。
IBootOptions::get_PlatformId

ブート イメージでサポートされているオペレーティング システム アーキテクチャを識別するプラットフォーム識別子を取得します。
IBootOptions::p ut_エミュレーション

ブート イメージがエミュレートするメディアの種類を設定します。
IBootOptions::p ut_Manufacturer

CD の製造元または開発者を識別する識別子を設定します。
IBootOptions::p ut_PlatformId

ブート イメージでサポートされるオペレーティング システム アーキテクチャを識別するプラットフォーム識別子を設定します。

解説

このインターフェイスでは、"El Torito" Bootable CD-ROM 形式の仕様がサポートされています。

ブート イメージをファイル システム イメージに追加するには、 IFileSystemImage::p ut_BootImageOptions メソッドを 呼び出します。

ファイル システム イメージに関連付けられているブート イメージを取得するには、 IFileSystemImage::get_BootImageOptions メソッドを呼び出します。

スクリプトで BootOptions オブジェクトを作成するには、IMAPI2 を使用します。 CreateObject を呼び出すときのプログラム識別子としての BootOptions。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista、WINDOWS XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー imapi2fs.h