MFScheduleWorkItem 関数 (mfapi.h)
指定した間隔の後に非同期操作を完了するようにスケジュールします。
構文
HRESULT MFScheduleWorkItem(
[in] IMFAsyncCallback *pCallback,
[in] IUnknown *pState,
[in] INT64 Timeout,
[out] MFWORKITEM_KEY *pKey
);
パラメーター
[in] pCallback
IMFAsyncCallback インターフェイスへのポインター。 呼び出し元は、このインターフェイスを実装する必要があります。
[in] pState
呼び出し元によって定義された状態オブジェクトの IUnknown インターフェイスへのポインター。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。 このオブジェクトを使用して、状態情報を保持できます。 コールバックが呼び出されると、オブジェクトが呼び出し元に返されます。
[in] Timeout
タイムアウト間隔 (ミリ秒単位)。 このパラメーターを負の値に設定します。 コールバックは、-Timeout ミリ秒後に呼び出されます。 たとえば、 Timeout が -5000 の場合、コールバックは 5000 ミリ秒後に呼び出されます。
[out] pKey
タイマーの取り消しに使用できるキーを受け取ります。 タイマーを取り消すには、 MFCancelWorkItem を 呼び出し、 Key パラメーターに このキーを渡します。
戻り値
関数は HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
関数が正常に実行されました。 |
注釈
この関数は、非同期の結果オブジェクトを作成します。 タイマー間隔が経過すると、pCallback で指定された IMFAsyncCallback::Invoke メソッドが呼び出されます。
この機能は、Windows Media Format 11 SDK 再頒布可能コンポーネントがインストールされている場合、次のプラットフォームで使用できます。
- Windows XP Service Pack 2 (SP2) 以降。
- Windows XP Media Center Edition 2005 KB900325 (Windows XP Media Center Edition 2005) とKB925766 (2006 年 10 月 Windows XP Media Center Edition の更新プログラムのロールアップ) がインストールされています。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfapi.h |
Library | Mfplat.lib |
[DLL] | Mfplat.dll |