IMFPresentationTimeSource インターフェイス (mfidl.h)
プレゼンテーションクロックのクロック時間を提供します。
継承
IMFPresentationTimeSource インターフェイスは、IMFClock から継承されます。 IMFPresentationTimeSource には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMFPresentationTimeSource インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IMFPresentationTimeSource::GetUnderlyingClock プレゼンテーションのタイム ソースがクロック時間を生成するために使用する基になるクロックを取得します。 |
注釈
このインターフェイスは、プレゼンテーションの時間ソースによって実装されます。 プレゼンテーション時間ソースは、プレゼンテーションクロックのクロック時間を提供するオブジェクトです。 たとえば、オーディオ レンダラーはプレゼンテーションのタイム ソースです。 オーディオ レンダラーがオーディオ サンプルを消費する速度によって、クロック時間が決まります。 オーディオ形式が 44100 サンプル/秒の場合、オーディオ レンダラーは、再生する 44100 オーディオ サンプルごとに 1 秒が経過したことを報告します。 この場合、音カードによってタイミングが提供される。
プレゼンテーションの時刻ソースをプレゼンテーション クロックに設定するには、タイム ソースの IMFPresentationTimeSource インターフェイスへのポインターを使用して、IMFPresentationClock::SetTimeSource を呼び出します。
プレゼンテーションのタイム ソースでは、 IMFClockStateSink インターフェイスも実装する必要があります。 プレゼンテーション クロックでは、このインターフェイスを使用して、クロックの状態が変化したときにタイム ソースに通知します。
Media Foundation には、システム クロックに基づくプレゼンテーション時間ソースが用意されています。 このオブジェクトを作成するには、 MFCreateSystemTimeSource 関数を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |