ITfContext::InWriteSession メソッド (msctf.h)

クライアントがコンテキストに対して読み取り/書き込みロックを持っているかどうかを判断します。

構文

HRESULT InWriteSession(
  [in]  TfClientId tid,
  [out] BOOL       *pfWriteSession
);

パラメーター

[in] tid

クライアントを識別する TfClientID 値を格納します。

[out] pfWriteSession

クライアントがコンテキストに対して読み取り/書き込みロックを持っている場合に 0 以外の値を受け取る BOOL へのポインター。 クライアントに編集セッションがない場合、または読み取り専用の編集セッションがある場合は、0 を受け取ります。

戻り値

このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。

説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。
E_INVALIDARG
pfWriteSession が無効です。

注釈

クライアントは、通知コールバック内からこのメソッドを使用して、変更を行う必要があるかどうかを判断します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー msctf.h
[DLL] Msctf.dll
再頒布可能パッケージ Windows 2000 Professional の TSF 1.0

こちらもご覧ください

ITfContext インターフェイス