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SESSION_BUFFER構造 (nb30.h)

[Netbios は、Windows Vista、Windows Server 2008、およびそれ以降のバージョンのオペレーティング システムではサポートされていません]

SESSION_BUFFER構造体には、ローカル ネットワーク セッションに関する情報が含まれています。 アプリケーションが NCB 構造体の ncb_command メンバーで NCBSSTAT コマンドを指定する場合、1 つ以上のSESSION_BUFFER構造体が SESSION_HEADER 構造体に従います。

構文

typedef struct _SESSION_BUFFER {
  UCHAR lsn;
  UCHAR state;
  UCHAR local_name[NCBNAMSZ];
  UCHAR remote_name[NCBNAMSZ];
  UCHAR rcvs_outstanding;
  UCHAR sends_outstanding;
} SESSION_BUFFER, *PSESSION_BUFFER;

メンバー

lsn

ローカル セッション番号を指定します。

state

セッションの状態を指定します。 このメンバーには、次のいずれかの値を指定できます。

意味
LISTEN_OUTSTANDING
セッションは、リモート コンピューターからの呼び出しを待機しています。
CALL_PENDING
セッションがリモート コンピューターに接続しようとしています。
SESSION_ESTABLISHED
接続されたセッションで、データを転送できます。
HANGUP_PENDING
ローカル ユーザーによるコマンドにより、セッションが削除されています。
HANGUP_COMPLETE
ローカル ユーザーによるコマンドが原因でセッションが削除されました。
SESSION_ABORTED
ネットワークまたはユーザーの問題が原因でセッションが破棄されました。

local_name[NCBNAMSZ]

このセッションに使用されるローカル コンピューター上の 16 バイトの NetBIOS 名を指定します。

remote_name[NCBNAMSZ]

このセッションに使用されるリモート コンピューター上の 16 バイトの NetBIOS 名を指定します。

rcvs_outstanding

保留中の NCBRECV コマンドの数を指定します。

sends_outstanding

保留中の NCBSEND コマンドと NCBCHAINSEND コマンドの数を 指定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header nb30.h

こちらもご覧ください

Ncb

NetBIOS 構造体

SESSION_HEADER

NetBIOS インターフェイスの概要