NL_DAD_STATE列挙 (nldef.h)
IP_DAD_STATE列挙は、IPv4 または IPv6 アドレスの重複アドレス検出 (DAD) 状態に関する情報を指定します。
構文
typedef enum {
NldsInvalid,
NldsTentative,
NldsDuplicate,
NldsDeprecated,
NldsPreferred,
IpDadStateInvalid = 0,
IpDadStateTentative,
IpDadStateDuplicate,
IpDadStateDeprecated,
IpDadStatePreferred
} NL_DAD_STATE;
定数
NldsInvalid |
NldsTentative |
NldsDuplicate |
NldsDeprecated |
NldsPreferred |
IpDadStateInvalid 値: 0 DAD 状態が無効です。 |
IpDadStateTentative DAD 状態は仮の状態です。 |
IpDadStateDuplicate 重複する IP アドレスが検出されました。 |
IpDadStateDeprecated IP アドレスは非推奨になりました。 |
IpDadStatePreferred IP アドレスは推奨されるアドレスです。 |
注釈
IP_DAD_STATE列挙体は、IP_ADAPTER_UNICAST_ADDRESS構造体の DadState メンバーで使用されます。
Windows Vista 以降用にリリースされた Microsoft Windows ソフトウェア開発キット (Windows SDK) (SDK) では、ヘッダー ファイルのorganizationが変更され、IP_DAD_STATE列挙体は、Iptypes.h ヘッダー ファイルによって自動的に含まれる Nldef.h ヘッダー ファイルで定義されます。 Nldef.h ヘッダー ファイルと Iptypes.h ヘッダー ファイルを直接使用しないでください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | nldef.h (Windows 8、Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows Server 2008 Windows Vista に Iphlpapi.h を含める) |