IDirectWriterLock::WaitForWriteAccess メソッド (objidl.h)
WaitForWriteAccess メソッドは、ストレージ オブジェクトへの排他的な書き込みアクセスを取得します。
構文
HRESULT WaitForWriteAccess(
[in] DWORD dwTimeout
);
パラメーター
[in] dwTimeout
ストレージ オブジェクトへの排他的書き込みアクセスの取得を待機している間に、このメソッドがブロックする時間をミリ秒単位で指定します。 dwTimeout が 0 の場合、メソッドは書き込み専用アクセスの待機をブロックしません。 プラットフォーム SDK で定義されている INFINITE タイムアウトは 、dwTimeout に対して許可されます。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
S_OK | 呼び出し元は、ストレージへの排他的書き込みアクセス権を正常に取得しました。 |
S_FALSE | このメソッドは、IDirectWriterLock::ReleaseWriteAccess を呼び出さずに再度呼び出されました。 |
STG_E_INUSE | 排他書き込みアクセス権を取得せずに、指定されたタイムアウトの有効期限が切れています。 |
注釈
STGM_READWRITEを使用して直接モード (STGM_DIRECT) でストレージを開くとき|STGM_SHARE_DENY_WRITE、このメソッドを呼び出して、ストレージへの排他的な書き込みアクセスを取得できます。
このメソッドは、リーダーがストレージを開いていなくても、すぐにを返します。 ストレージがまだ読み取り用に開いている場合、このメソッドは、指定された dwTimeout に対して、または現在のリーダーがストレージを閉じるまでブロックします。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | objidl.h |
Library | Uuid.lib |
[DLL] | Ole32.dll |