IDataAdviseHolder インターフェイス (objidl.h)

データ オブジェクトと 1 つ以上のアドバイザリ シンク間のアドバイザリ接続を作成および管理します。 そのメソッドは、 IDataObject のアドバイザリ メソッドを実装するために使用することを目的としています。 IDataAdviseHolder は、アドバイス ホルダー オブジェクトに実装されます。 そのメソッドは、データ アドバイザリ接続を確立および削除し、データ オブジェクトからの変更の通知を、この通知を必要とするオブジェクト (OLE コンテナーなど) に送信します。これには、アドバイザリ シンクが含まれている必要があります。

アドバイス シンクは、オブジェクトに含まれるデータの変更の通知を必要とするオブジェクトであり、 IAdviseSink インターフェイスを実装します。 通常、アドバイズ シンクは OLE 複合ドキュメント コンテナーにも関連付けられます。

継承

IDataAdviseHolder インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IDataAdviseHolder には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IDataAdviseHolder インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IDataAdviseHolder::Advise

通知を受信するためのアドバイズ シンクとデータ オブジェクトの間の接続を作成します。
IDataAdviseHolder::EnumAdvise

現在のアドバイザリ接続を列挙するために使用できる オブジェクトを返します。
IDataAdviseHolder::SendOnDataChange

アドバイズ ホルダー オブジェクトのこのインスタンスによって現在処理されている各アドバイズ シンクについて、IAdviseSink::OnDataChange メソッドを呼び出すことによって確立された接続がある各アドバイズ シンクに通知を送信します。
IDataAdviseHolder::Unadvise

IDataAdviseHolder::Advise の以前の呼び出しによって設定されたデータ オブジェクトとアドバイザリ シンクの間の接続を削除します。 通常、このメソッドは IDataObject::D Unadvise の実装で呼び出されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidl.h

こちらもご覧ください

IAdviseSink

Idataobject