PFNPEER_VALIDATE_RECORD コールバック関数 (p2p.h)

PFNPEER_VALIDATE_RECORD コールバックは、ピア グラフ インフラストラクチャがレコードを検証するために呼び出す関数を指定します。

構文

PFNPEER_VALIDATE_RECORD PfnpeerValidateRecord;

HRESULT PfnpeerValidateRecord(
  [in] HGRAPH hGraph,
  [in] PVOID pvContext,
  [in] PPEER_RECORD pRecord,
  [in] PEER_RECORD_CHANGE_TYPE changeType
)
{...}

パラメーター

[in] hGraph

指定したレコードに関連付けられているピア グラフを指定します。

[in] pvContext

セキュリティ コンテキストへのポインター。 このパラメーターは、PEER_SECURITY_INTERFACE構造体の pvContext メンバーを指す必要があります。

[in] pRecord

検証するレコードを指定します。

[in] changeType

検証を実行する必要がある理由を指定します。 PEER_RECORD_CHANGE_TYPE値のいずれかである必要があります。

戻り値

このコールバックが成功した場合、戻り値はS_OK。それ以外の場合、関数は次のいずれかのエラーを返します。

リターン コード 説明
E_INVALIDARG
パラメーターの 1 つが無効です。
PEER_E_DEFERRED_VALIDATION
この時点では、操作を完了するための情報が不足しているため、指定されたレコードを検証できません。 検証は延期されます。 十分な情報が取得されたら、 PeerGraphValidateDeferredRecords を 呼び出します。
PEER_E_INVALID_RECORD
指定されたレコードが無効です。

注釈

ピア グラフ インフラストラクチャによってこのコールバックが呼び出されると、 PEER_RECORD_CHANGE_TYPE 値が渡されます。 これは、レコードに対して実行した操作を指定します。 アプリケーションは、変更の種類に基づいてレコードを確認する必要があります。 アプリケーションでレコードの検証に詳細な情報が必要な場合は、PEER_E_DEFERRED_VALIDATIONが返され、ピア グラフ インフラストラクチャによってレコードが遅延レコード リストに配置されます。 セキュリティ メカニズムは、レコードを検証するのに十分な情報を取得すると、 PeerGraphValidateDeferredRecords を呼び出し、遅延レコード リスト内のすべてのレコードが検証のために再送信されます。

このコールバックは、 PeerGraphUpdateRecord などのレコードを含む Peer Graphing API 関数から呼び出すことができます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント WINDOWS XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ]、Windows XP SP1 と Advanced Networking Pack forWindows XP
サポートされている最小のサーバー サポートなし
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー p2p.h

こちらもご覧ください

PEER_RECORD

PEER_RECORD_CHANGE_TYPE

PEER_SECURITY_INTERFACE

PeerGraphValidateDeferredRecords