IPropertyStorage::SetTimes メソッド (propidl.h)

SetTimes メソッドは、実装でサポートされている場合、このプロパティ セットの変更、アクセス、および作成時間を設定します。 すべての実装で、これらの時間値がすべてサポートされているわけではありません。

構文

HRESULT SetTimes(
  [in] const FILETIME *pctime,
  [in] const FILETIME *patime,
  [in] const FILETIME *pmtime
);

パラメーター

[in] pctime

プロパティ セットの新しい作成時刻へのポインター。 この呼び出しによってこの時刻が変更されないことを示す NULL を指定できます。

[in] patime

プロパティ セットの新しいアクセス時間へのポインター。 この呼び出しによってこの時刻が変更されないことを示す NULL を指定できます。

[in] pmtime

プロパティ セットの新しい変更時刻へのポインター。 この呼び出しによってこの時刻が変更されないことを示す NULL を指定できます。

戻り値

このメソッドは、次に加えて、標準の戻り値E_UNEXPECTEDをサポートしています。

注釈

現在のオープン プロパティ セットの変更、アクセス、作成時間を設定します (すべての実装でこれらの時間値がすべてサポートされているわけではありません)。 サポートされていないタイム スタンプは常に 0 として報告され、呼び出し元はサポートをテストできます。 IPropertyStorage::Stat の呼び出しは、(他のデータの中でも) タイムスタンプ情報を提供します。

この機能は、 IPropertySetStorage でメソッドとして提供されているのとは対照的に、既に開いているプロパティ ストレージ オブジェクトの IPropertyStorage メソッドとして提供されていることに注意してください。 通常、 SetTimes メソッドが明示的に呼び出されない場合、アクセス時間と変更時間は、プロパティ セットの読み取りと書き込みの副作用として更新されます。 SetTimes を使用すると、SetTimes の以前の呼び出しで指定された既定の時刻または時刻の値が、指定された最新時刻よりも優先されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー propidl.h (Objbase.h、Propidlbase.h を含む)
Library Uuid.lib
[DLL] Ole32.dll

関連項目

FILETIME

IPropertyStorage

IPropertyStorage::Stat