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PROPDESC_AGGREGATION_TYPE列挙 (propsys.h)

複数の項目を選択した場合のプロパティ値の表示方法について説明します。 特定のプロパティの場合、PROPDESC_AGGREGATION_TYPEでは、プロパティの値を持つ複数の項目を選択した場合に、値を合計するか平均するか、既定の "複数値" 文字列で表示するかなど、プロパティを表示する方法について説明します。

構文

typedef enum PROPDESC_AGGREGATION_TYPE {
  PDAT_DEFAULT = 0,
  PDAT_FIRST = 1,
  PDAT_SUM = 2,
  PDAT_AVERAGE = 3,
  PDAT_DATERANGE = 4,
  PDAT_UNION = 5,
  PDAT_MAX = 6,
  PDAT_MIN = 7
} ;

定数

 
PDAT_DEFAULT
値: 0
文字列 "Multiple Values" を表示します。
PDAT_FIRST
値: 1
選択範囲の最初の値を表示します。
PDAT_SUM
値: 2
選択した値の合計を表示します。 このフラグは、VT_LPWSTR、VT_BOOLおよびVT_FILETIMEのデータ型には返されません。
PDAT_AVERAGE
値: 3
選択した値の数値平均を表示します。 このフラグは、VT_LPWSTR、VT_BOOLおよびVT_FILETIMEのデータ型には返されません。
PDAT_DATERANGE
値: 4
選択した値の日付範囲を表示します。 このフラグは、 VT_FILETIME データ型の値に対してのみ返されます。
PDAT_UNION
値: 5
すべての値の連結文字列を表示します。 文字列内の個々の値の順序は未定義です。 連結された文字列は重複する値を省略します。値が複数回発生する場合は、連結された文字列に 1 回だけ表示されます。
PDAT_MAX
値: 6
選択した値の最大値を表示します。
PDAT_MIN
値: 7
選択した値の最小値を表示します。

注釈

これらの値は propsys.h および propsys.idl で定義されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
Header propsys.h