RASNAPSTATE 構造体 (ras.h)

RASNAPSTATE 構造体には、リモート アクセス接続の ネットワーク アクセス保護 (NAP) 変数に関する情報が含まれています。

構文

typedef struct _tagRasNapState {
  DWORD          dwSize;
  DWORD          dwFlags;
  IsolationState isolationState;
  ProbationTime  probationTime;
} RASNAPSTATE, *LPRASNAPSTATE;

メンバー

dwSize

構造体のサイズをバイト単位で指定します。

dwFlags

RasGetNapStatus 関数の呼び出しからの戻り値に設定されるこの構造体のメンバーに関する情報が含まれます。

isolationState

RAS 接続の分離 NAP 状態を指定する IsolationState 値。

probationTime

接続が検疫から外れるのに必要な時間を指定します。その後、接続が削除されます。 ProbationTime 構造体は FILETIME 構造体と同じです。

注釈

IsolationState 列挙型と ProbationTime 構造体は naptypes.h で宣言されています。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
Header ras.h