次の方法で共有


SHCreateDefaultContextMenu 関数 (shlobj_core.h)

シェルの既定のコンテキスト メニュー実装を表す オブジェクトを作成します。

構文

SHSTDAPI SHCreateDefaultContextMenu(
  [in]  const DEFCONTEXTMENU *pdcm,
        REFIID               riid,
  [out] void                 **ppv
);

パラメーター

[in] pdcm

型: const DEFCONTEXTMENU*

定数 DEFCONTEXTMENU 構造体へのポインター。

riid

型: REFIID

オブジェクトの基となるインターフェイスのインターフェイス ID への参照。 これは通常、IContextMenu、IContextMenu2、または IContextMenu3 の IID です

[out] ppv

型: void**

このメソッドから制御が戻るときに、 riid で要求されたインターフェイス ポインターが格納されます。

戻り値

型: HRESULT

この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

この関数は通常、 IShellFolder::GetUIObjectOf の実装で使用されます。 GetUIObjectOf は、DEFCONTEXTMENU 構造体で指定された IContextMenu ハンドラーをマージするコンテキスト メニューを作成し、必要に応じて、開く、探索、削除、コピーなどの既定のコンテキスト メニュー動詞の実装を提供できます。

この関数の操作は、 DEFCONTEXTMENU 構造体で指定された入力によって制御されます。APICDefFolderMenu_Create2 は、既定のコンテキスト メニュー実装を構築するもう 1 つの方法です。 SHCreateDefaultContextMenu よりも表現力が低くなりますが、Windows Vista より前のプラットフォームに存在します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shlobj_core.h (Shlobj.h を含む)
[DLL] Shell32.dll (バージョン 6.0.6000 以降)
API セット ext-ms-win-shell-shell32-l1-2-2 (Windows 10 バージョン 10.0.14393 で導入)