IDockingWindow インターフェイス (shobjidl_core.h)

表示、非表示、差し迫った削除など、ドッキング ウィンドウ オブジェクトに変更を通知するメソッドを公開します。 このインターフェイスは、Windows エクスプローラー ウィンドウの境界線空間内にドッキングできるウィンドウ オブジェクトによって実装されます。

継承

IDockingWindow インターフェイスは IOleWindow から継承します。 IDockingWindow には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IDockingWindow インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IDockingWindow::CloseDW

ドッキング ウィンドウ オブジェクトに、フレームから削除される予定であることを通知します。 ドッキング ウィンドウ オブジェクトは、この時点で永続的な情報を保存する必要があります。
IDockingWindow::ResizeBorderDW

フレームの境界線スペースが変更されたことをドッキング ウィンドウ オブジェクトに通知します。 このメソッドに応答して、IDockingWindow 実装は、罫線スペースが必要ない場合や変更が必要ない場合でも、SetBorderSpaceDW を呼び出す必要があります。
IDockingWindow::ShowDW

ドッキング ウィンドウ オブジェクトに対して、それ自体を表示または非表示にするように指示します。

注釈

IDockingWindowIOleWindow から派生します。 この継承によって IDockingWindow でも使用できるこれらのメソッドの詳細については、次のトピックを参照してください。

追加の IDockingWindow メソッド
IDockingWindow::GetWindow
IDockingWindow::ContextSensitiveHelp
 

実装するタイミング

ブラウザー フレーム内にウィンドウを表示する場合は、 IDockingWindow を実装します。 これは通常、ツール バーなどのユーザー インターフェイス ウィンドウに使用されます。

使用するタイミング

通常、 IDockingWindow インターフェイスは直接使用しません。 シェル ブラウザーは、このインターフェイスを使用して、ブラウザー フレーム内のドッキングされたウィンドウをサポートします。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shlobj.h を含む)