IShellLinkDataList インターフェイス (shobjidl_core.h)
アプリケーションが シェル リンクに追加のデータ ブロックをアタッチできるようにするメソッドを公開します。 これらのメソッドは、データ ブロックを追加、コピー、または削除します。
継承
IShellLinkDataList インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IShellLinkDataList には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IShellLinkDataList インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IShellLinkDataList::AddDataBlock データ ブロックをリンクに追加します。 |
IShellLinkDataList::CopyDataBlock リンクのデータ ブロックのコピーを取得します。 |
IShellLinkDataList::GetFlags 現在のオプション設定を取得します。 |
IShellLinkDataList::RemoveDataBlock リンクからデータ ブロックを削除します。 |
IShellLinkDataList::SetFlags 現在のオプション設定を設定します。 |
注釈
データ ブロックは構造体の形式です。 最初の 2 つのメンバーは、すべてのデータ ブロックで同じです。 最初のメンバーは構造体のサイズを指定します。 2 番目のメンバーは、データ ブロックの種類を識別する署名です。 残りのメンバーは、ブロックのデータを保持します。 現在サポートされているデータ ブロックには 5 種類があります。
データ ブロック構造 | 説明 |
---|---|
EXP_DARWIN_LINK | リンクの Windows インストーラー ID。 |
EXP_SPECIAL_FOLDER | 特別なフォルダー情報。 |
EXP_SZ_LINK | 対象の名前。 |
NT_CONSOLE_PROPS | コンソールのプロパティ。 |
NT_FE_CONSOLE_PROPS | コンソールのコード ページ。 |
このインターフェイスは、アプリケーションによって実装されていません。
アプリケーションでシェル リンクに追加のデータ ブロックを追加する必要がある場合は、このインターフェイスを使用します。
WindowsVista 以降に注意してください。 Windows Vista より前のバージョンでは、このインターフェイスは Shlobj.h で宣言されていました。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む) |