LINEMONITORTONE 構造体 (tapi.h)

LINEMONITORTONE 構造体は、監視するトーンを表します。 これは、配列内のエントリとして使用されます。 lineMonitorTones 関数とTSPI_lineMonitorTones関数では、この構造体が使用されます。

構文

typedef struct linemonitortone_tag {
  DWORD dwAppSpecific;
  DWORD dwDuration;
  DWORD dwFrequency1;
  DWORD dwFrequency2;
  DWORD dwFrequency3;
} LINEMONITORTONE, *LPLINEMONITORTONE;

メンバー

dwAppSpecific

トーンのタグ付けにアプリケーションによって使用されます。 このトーンが検出されると、 dwAppSpecific メンバーの値がアプリケーションに返されます。

dwDuration

検出が行われる前にトーンが存在する必要がある時間 (ミリ秒単位)。

dwFrequency1

トーンの最初の周波数 (ヘルツ単位)。

dwFrequency2

トーンの 2 番目の周波数 (ヘルツ単位)。

dwFrequency3

トーンの 3 番目の周波数 (ヘルツ単位)。 トーンに必要な周波数が 3 つ未満の場合は、未使用の周波数に値 0 を使用する必要があります。 3 つの周波数がすべて 0 に設定されたトーンは無音と解釈され、無音検出に使用できます。

注釈

この構造体は拡張できません。

LINEMONITORTONE 構造体は、検出を目的としたトーンを定義します。 トーンの配列は、これらのトーンを監視し、検出が行われたときにアプリケーションにLINE_MONITORTONEメッセージを送信 するlineMonitorTones 関数に渡されます。

すべての周波数がゼロに設定されたトーンは、無音に対応します。 したがって、アプリケーションは、通話の情報ストリームの無音を監視できます。

要件

要件
Header tapi.h

こちらもご覧ください

LINE_MONITORTONE

TSPI_lineMonitorTones

lineMonitorTones