ITTAPI::SetApplicationPriority メソッド (tapi3if.h)
SetApplicationPriority メソッドを使用すると、アプリケーションは特定のメディアタイプまたは支援テレフォニー要求モードのハンドオフ優先度リストで優先度を設定したり、優先度リストからそれ自体を削除したりできます。
構文
HRESULT SetApplicationPriority(
[in] BSTR pAppFilename,
[in] long lMediaType,
[in] VARIANT_BOOL fPriority
);
パラメーター
[in] pAppFilename
アプリケーションの名前を含む BSTR へのポインター。
[in] lMediaType
アプリケーションに関連付けられているメディア。
[in] fPriority
アプリケーションの新しい優先度。 VARIANT_FALSE値が渡された場合、アプリケーションは指定されたメディアまたは要求モードの優先順位リストから削除されます (まだ存在しない場合、エラーは生成されません)。 VARIANT_TRUE値が渡された場合、アプリケーションはメディアまたは要求モードの最も優先度の高いアプリケーションとして挿入されます (リストに既に存在していた場合は、優先順位の低い位置から削除されます)。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドが成功しました。 |
|
操作を実行するためのメモリが不足しています。 |
注釈
アプリケーションでは 、SysAllocString を使用して pAppFilename パラメーターのメモリを割り当て、変数が不要になったときに SysFreeString を使用してメモリを解放する必要があります。
SetApplicationPriority で設定された優先度は、システムの再起動または tapisrv の再起動間で保持されます。 ITTAPI::RegisterCallNotifications 関数は、呼び出しの優先順位を指定して行を開きます。 既定では、最も優先度の高いアプリケーションは、最初に ITTAPI::RegisterCallNotifications と呼ばれるアプリケーションになります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tapi3if.h (Tapi3.h を含む) |
Library | Uuid.lib |
[DLL] | Tapi3.dll |